法人化することで、個人事業主よりも信用が上がり、事業所や店舗の契約、金融機関から融資を受ける際、有利に運びます。
節税の面でも大きな恩恵が受けられ、役員の生命保険料や交際費も経費にすることができます。 賢く節税すれば大きくお金儲けをすることもできるでしょう。
ほかにもメリットとして、厚生年金に加入できて老後に受け取れる年金額が増えることや、最高税率が個人事業主より低いことが挙げられます。 しかしいいことばかりではありません。
まず、設立・維持コストです。開業届を出すだけで始められる個人事業主とは違い、必要な書類や登記費用を準備しなければなりません。
開業後も、会計帳簿の作成や申告時の書類作成など個人事業より多くの手間暇がかかります。さらに会社を解散するときにも費用がかかります。
何よりも重要なことは、長く続く企業を考えた場合、本当に大切なのはビジョン。
設立時点で会社をどうしたいか、というあなたの思いです。