7年前の今日、2016年4月1日にはざま会計事務所を開業した。
その日、所要があって花小金井駅を利用した時に、改札を出て駅舎の2階からふと南口の方角を見たら、駅前のロータリーに満開の桜が咲きほこっていた。(今現在は無くなっている。そして確かその年は、開花も見頃も今年よりも1週間は遅れていたと思う)
開業の前日まで勤務していた事務所からは、1名の男性職員と1名の女子パート職員が、ひと月遅れで、これから苦難の道を私と共に歩んでくれることととなった。
そしてその初日でのミーティングで、私は彼らにこう宣言した。
「規模も大きく歴史もある前の事務所を辞めて、何の実績もなく将来の先行きも不透明な自分のところへ敢えて来てくれたことを絶対に後悔させないことを約束する。例え自分の私財を投げうってでも。」
その一心の思い出で今日まで無我夢中で突っ走ってきた7年。
今から思えば、長かったようであっという間に夢中で過ぎ去っていってしまった気がする。
楽しかったことや辛かったこと、嬉しかったことや悲しかったこともあった。
仕事が上手くいった時や行かなかった時、クライアントに感謝された時や怒られた時もあった。
そのひとつひとつが、この事務所の歴史なんだなあとつくづく思うと同時に、それがあるのもクライアントや業者の方々、地域の人達、そして職員や家族の支えがあってのことなんだと改めて実感している。
あと何年事務所を続けていけるのかは、正直自分自身にも分からない。
ただ、クライアントに必要とされているうちは、自分の知力・体力が可能な限り頑張っていきたいと思う。